励まし 1回でもカウンセリングを受けることでのメリット

悩みを感じる理由

あなたも知っている通り、人はいろいろなきっかけで悩みます。

「あの時こうしていれば」

「いつもこうなるんだよね」

うまくいかないことは誰にでも起こるはずなのに、周囲には「つまずいたこと」を責められることがあります。

逆にはつまずいた自分を責め続けてしまうこともあります。

「俺はなんでいつもこうなんだろう」

「きっともうダメだな」

中には特に具体的なつまずいた経験もないのに、つまずいていると感じている人もいます。

いわゆる自己嫌悪というやつですね。

どのパターンであっても同じように苦しい思いを心に抱えています。

健康な生命力を持っていれば「つまずき感」や「責められている感」は時間と共に薄れていきます。

しかし度々つまずいたり責められたりしていると、その「つまずき感」や「責められている感」は慢性的なものになってしまいます。

「私はつまずいている状態が普通、責められている状態が当たり前なのだ」と感じるようになるのです。

洗脳に近い現象だと考えられます。

嫌な感じが胸に刺さり、生きづらいと感じている人も多いのが現代社会の問題なのです。

ただし、 「つまずき感」や「責められている感」こと自体あなたが勝手に錯覚しているのであって、実際に深く関係していないこともあります。

極端に言えば

「つまずいていないのにそう感じる」

「責められていないのにそう感じる」

のように自虐的な傾向です。

人が本来自分を守るために持っている性質であるため、無意識のうちに錯覚をしてしまうのです。

更に「つまずいている」「責められている」と感じることで、過去につまずいた経験、責められた経験を思い出しさらに生きづらさを増してしまいます。

この悪循環を断ち切るためには、「つまずき感」や「責められている感」の背後にある根本原因にアプローチし克服する必要があります。

過去に様々な精神医学者や心理学者が生きづらさの根本原因を探ってきました。

心理学理論といってもあらゆるジャンルがあります。

今回はその中でも臨床の場で最もよく用いられている「人間性心理学」の考え方から、生きづらさの一側面を見ていきましょう。

噛み砕いて解説していますので安心して付いてきてください。

心の矛盾を読み解く

ロジャーズという有名な心理学者によると

「不適応的な状態に陥って生きづらさを感じる心は経験と自己概念が一致していない」

と考えました。

「経験」というのは実際に体験した事実、「自己概念」というのは経験をもとに生み出された自分に対するイメージです。

私を例に挙げると、実は数学が嫌いでした。

ただ、中学生までは数学の成績は悪くありませんでした。

しかし、高校生になってから数学が難しくなったことでテストの点数がグンと一気に落ち込みました。

このことから

「中学生の数学までは理解できるが高校生の数学となると難しい」

という体験を学生時代にしています。

進学してレベルが上がったことに対する嫌悪感です。

しかし私の中の考えでは

「私は数学に関しては全くダメだ」という結論になっています。

本当は「全くダメ」なのではなく「中学生レベルの数学ならば理解できる」。

しかし高校生の頃の経験に中学生レベルの数学までもが圧倒され「数学全体が全くダメ」と認識しているのです。

加えて、「数学が全くダメだ」と思っていると、数学に関する失敗にばかり目が向きます。

「今回は良い点数が取れた」という経験に意識が向かずに「悪い点数だった」という経験にばかり注目するため、余計に「数学がダメだ」といった考え方が強くなります。

例えるなら、シーソーの反対側に体重100キロの相撲取りが座っていて、いくら勝とうとしても歯が立たない状況です。

このようにどうしようもない矛盾がたくさんあったり、大きくなると心は辛さを感じる癖がつき始めます。

そこでどのように解決をすれば良いのでしょうか。

要するに心の矛盾を解消することが生きづらさの緩和につながるのです。

語ることで矛盾を解消できる

あなたは鏡を使わずに自分の顔を自分で見ることができますか。

この世には「心の鏡」がないため、自分の心の矛盾に自分で気づくのは難しい。

矛盾に気づくためにはあなただけの力では無理です。

そこであえて他人に自分の経験と思いを語ってみましょう。

あなたが過去にどのような辛い経験をした結果、どういった思いを持つに至ったのかを聞いてもらいます。

この時大切なことは2つだけ。

誰にでも訓練すればできるので大丈夫ですよ。

まず1つ目は「心の矛盾を解消するのは自分である」ということをイメージする。

話を聞いてもらおうとするとその相手に解決を求めたくなる気持ちが湧きます。

しかし自分の心をコントロールすることが出来るのはあなただけであり、他者はそのサポートにすぎません。

自動車免許を取るときを思い出してください。

あなたが運転する横で、指導員がブレーキペダルだけを踏む準備をしています。

私は指導員の役割をします。

安心してあなたのアクセルとブレーキを踏み込んでくださいね。

心の力の理論

人間性心理学の中には「自己実現傾向」という心の力の理論があります。

これは、人間は全て自分を「良い方向へ持っていこうとする力を持っている」という哲学です。

あなたの中にももちろんこの自己実現傾向が埋め込まれています。

信じられないかもしれませんが、立派に理論体系の組み立てられた概念です。

信頼する価値は100%あると思います。

ここまで私の記事を読み進めてくれているあなたにだけ教えて差し上げましょう。

そして2つ目は「沈黙を恐れないこと」です。

「間を置くこと」を話を聞いてくれる友人や家族にも事前に伝える必要があります。

科学が発達し、コミュニケーション能力を発達させてきた人間はコミュニケーションである会話が途切れることを恐れます。

友人とドライブに行って二人だけの空間でシーンとするとつい外の風景やiPhoneをいじりたくなるようなものです。

しかし数秒の沈黙の中で考えを整理し言葉を選ぶのことが「心の矛盾」の発見に必要な作業なのです。

言葉が出てこないのは言葉になる前の思いや感情を整理しているから。

それが頭の中でまとまり数秒後に言葉になることで「私はこんな気持ちを持っていたのか」と気づきます。

または、「いや、まだこの言い方じゃ違う気がする」と自問自答したりします。

沈黙を所々でうまく利用しながら、完成作品を形作っていくようなイメージといってもいきかもしれません。

真夏に砂浜で巨大な立方体の砂を削りながら、砂のアート作品を完成させるように。

その昔ジェンドリンという心理学者がいました。

彼は言葉になる前の感覚をピタリと言い表せたときの「これだ!」という感覚を「フォーカシング」と言っています。

フォーカシングのように「もやもやとした感覚」を言葉にする作業は心の健康を保つ手段です。

ですから、話を聞いてもらう相手にも「黙ってしまうときは考えている時だから待っていて」と説明してください。

相手がカウンセラーである私でも構いません。

私であれば沈黙を守りますし、あなたの潜在意識をくみとることができます。

あなたも沈黙を避けるために無理に話す必要はありません。

深呼吸を織り交ぜながら、正しい言葉を選び抜いてください。

沈黙の時間こそ心や体の深部をゆっくり探って、ちょうどいい言葉が見つかるもの。

誰に語ればベストか

語ることが大切だと知っていても「私の話を聞いてくれる人なんかいない」と思う人もいます。

そういう時のために世の中には専門家がいます。

心理士やカウンセラーと言った職業の人々です。

彼らはきちんと訓練を受けた有資格者ですから、複雑な話も理解してくれます。

まあ、理解して整理してあげる作業が仕事ですからね。

カウンセリングは日常生活と切り離した場であるため、「友人や家族よりも話しやすい」と、積極的にカウンセラーのもとへ通う人も大勢。

コーヒーでもすすりながら、信頼して話をしてみてください。

もちろん、前述のように沈黙しても構わないのです。

彼らはあなたの言葉が生まれるまで1分間でも2分間でも辛抱強くて待ちます。

待つことが仕事ですから、沈黙に対して悪気を感じる必要は全くありません。

もちろん身近な友人や一緒に生活する家族に、重要な話を聞いてもらうことも大いに有効。

ただ、心があまりに弱っていると友人や家族がアドバイスや励ましで言ったつもりなのに、あなたが傷ついてしまう可能性もあります。

よく知っている家族だからこそあなたも愚痴を言いやすくなるからです。

こうした傷つきを繰り返してしまうと「私の話を聞いてくれる人なんかいない」という思いを強くしてしまいます。

貝が殻に引っ込んでしまうように。

相手のアドバイスや励ましの意図がわかっていながら、あなたが全てを受け止められないことに自責の念を感じてしまうかもしれません。

だからこそ、まずは何回か専門家に頼って「心の応急処置」をしてもらいましょう。

私もその候補であり、メールでの問い合わせを受ける準備を整えています。

そして少し回復すれば、弱っていた時にはいちいち傷ついていたような周囲の言葉も、上手く受け止めることが出来るようになります。

それが人間的成長です。

胸に刺さっていた矢が抜けた快感を感じる瞬間は爽快。

最大の味方はあなた自身の言葉

冒頭から語ってきた通り、生きづらさの1つの側面は「心の矛盾」です。

自分がどんな経験をしたかを語ることで「事実はいったいどうだったか」を確認します。

気持ちを語ることで「どんな自己嫌悪を抱えているのか」を知ります。

大前提として、「過去の事実を変える」ことはできません。

ですからあなたが誰かに語ることで内容をまとめ、「自分を許していく」ことが大切であると知ってください。

私の数学に対する苦手意識でいえば、「数学についてはまるでダメだ」という自己嫌悪から「高校レベルの数学は苦手だけれど中学レベルの数学までなら大丈夫」という自分に納得していきます。

自己概念と事実が適応し一致すれば悩みは少しずつ解消されていきます。

深い悩みほど短期間で変えられるものではありません。

根気強くゆっくりと時間をかけて氷を溶かしていくイメージが大切。

長い時間をかけて固まってしまったものは、同じかそれ以上に時間をかけて解かしていく必要があるからです。

私のようにインターネット上にも話を聞いてくれる人がいます。

時間をかけることをよしとする人がいます。

うまく話せなくても上手に誘導してくれる人がいます。

あなたの人生が希望に満ちた世界になるために、あなたの悩み事を語ってください。

「語る勇気」の言葉一つ一つが何よりもあなたの味方になってくれます。

結局幸せをつかむためには勇気の行動しか解決策はありません。

まずは些細なことでもかまいません。

「仕事、お金、人間関係、病気、家族、友人、同僚、・・・」

上げれば星の数ほど膨れ上がります。

心配事は風船を割るように一瞬でしぼんでしまうことはありえないと思います。

徐々に徐々に風船の空気を抜いていくしかありません。

風船の中にはストレスが充満しています。

その風船はストレスで重くなっているために、空へと飛んでいくことはありません。

どっしりと地面にめり込んだまま動かすことができないでいます。

押しても蹴ってもピクリともしません。

だから、重さの原因である悩みやストレスを「抜いて」いくしかないのです。

今日わずかに抜き、明日も少し抜きましょう。

2日後には初日よりも悩みの原因を抜くことができます。

あなたも段々とコツを理解してくるから。

独りで悩んで解決できなかった。

そうであれば明日もあさっても解決しませんよね。

それはあなた自身が1番理解しているはず。

そしてあなたは自分が次に起こすべき行動をすでに知っています。

 

心理的な立場からプロにカウンセリグしてもらう

 

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